YouTubeで聴く
あらすじ
ホームズがまだ大学生だったころ、数少ない友人の一人ヴィクター・トレヴァーに招かれ、ノーフォークにある彼の実家で休暇を過ごすことになる。そこでホームズは、ヴィクターの父親が何か重大な過去を隠していることに気づく。
そんなある日、ハドソンと名乗る船乗りが屋敷を訪れる。彼の姿を見たトレヴァー老人はひどく動揺し、それ以来、ハドソンは次第に一家へ深く入り込んでいく。
老人はなぜハドソンを恐れるのか。そして、彼がひた隠しにしてきた過去とは――。若き日のホームズが初めて挑んだ事件は、やがて「グロリア・スコット号」と呼ばれる一隻の船へとつながっていく。
主な登場人物
- シャーロック・ホームズ
-
卓越した観察力と推理力を持つ私立諮問探偵。後に探偵術となる独自の観察・推理法をすでに身につけており、トレヴァー家で起きた奇妙な出来事に関わる。
- ジョン・H・ワトソン
-
ホームズの友人であり、本作の語り手。ホームズから、彼が大学生時代に初めて関わった事件について聞く。
- ヴィクター・トレヴァー
-
ホームズの大学時代の友人。学生時代のホームズにとって数少ない親しい友人の一人。休暇を実家で過ごすようホームズを誘う。
- トレヴァー老人
-
ヴィクターの父親。ノーフォークのドニソープに暮らす裕福な地主で、治安判事も務める。ホームズの観察から過去に関するある事実を言い当てられ、激しく動揺する。
- ハドソン
-
トレヴァー家を突然訪れた船乗り。トレヴァー老人とは古い知り合いらしく、その姿を見た老人は明らかな動揺を見せる。やがて屋敷で働くようになり、一家に大きな影響を及ぼしていく。
作品情報
| 原題 | The Adventure of the “Gloria Scott” |
| 作者 | Arthur Conan Doyle |
| 初出 | 1893年 |
| シリーズ | 『シャーロック・ホームズの回想』第5作 |
| 翻訳 | ロードック訳・大久保ゆう訳(一部改変) |
| 視聴時間 | 約55分 |
