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あらすじ
株式仲買会社に勤めていたホール・ピイクロフトは、会社の倒産によって職を失う。苦しい求職活動の末、大手証券会社への就職が決まり喜んでいたところ、アーサー・ピナーと名乗る男から突然、破格の条件で別会社への転職を持ちかけられる。
高額な給料に加えて多額の前金まで受け取ったピイクロフトは、指示されたバーミンガムの会社へ向かう。しかし、そこにあったのは会社の看板すらない、殺風景な仮事務所だった。さらに、そこで出会った人物のある特徴から、ピイクロフトは奇妙な疑念を抱く。
あまりにも好条件な仕事の裏には何が隠されているのか――。不安を感じた彼はホームズに助けを求める。
主な登場人物
- シャーロック・ホームズ
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卓越した観察力と推理力を持つ私立諮問探偵。ピイクロフトから奇妙な就職話について相談を受け、ワトソンとともにバーミンガムへ向かう。
- ジョン・H・ワトソン
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ホームズの友人であり、本作の語り手。結婚後は医師として診療所を営んでおり、突然訪ねてきたホームズに誘われて事件の調査に同行する。
- ホール・ピイクロフト
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株式仲買会社で働いていた若い事務員。勤め先の倒産後、大手証券会社への再就職が決まるが、直後に別の会社から破格の条件で引き抜きを持ちかけられる。
- アーサー・ピナー
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金融代理人を名乗る男。ピイクロフトの能力を高く評価し、フランス中部鉄器株式会社への転職を持ちかける。高額な給料と前金を提示し、バーミンガムへ向かうよう指示する。
- ハリー・ピナー
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アーサー・ピナーの兄を名乗る男。バーミンガムにあるフランス中部鉄器株式会社の仮事務所でピイクロフトを迎え、仕事を与える。
作品情報
| 原題 | The Adventure of the Stockbroker’s Clerk |
| 作者 | Arthur Conan Doyle |
| 初出 | 1893年 |
| シリーズ | 『シャーロック・ホームズの回想』第4作 |
| 翻訳 | 三上於菟吉訳/大久保ゆう改訳(一部改変) |
| 視聴時間 | 約59分 |
