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亀の事件

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あらすじ

ロンドンのとある一室で、一人の男が何者かに襲われた。
メイドが発見したのは、血を流して倒れている男の姿。ところが警察が駆けつけるまでのわずかな間に、その遺体は忽然と消えてしまう。

現場に残されていたのは、凶器と思われる薪割り斧と、「亀」にまつわる謎めいた紙片。
容疑者として浮かび上がったのは、被害者とたびたび争っていた一人の男だった。

消えた遺体はどこへ行ったのか。そして、紙片に記された「亀」が意味するものとは――。
名探偵マーティン・ヒューイットが、奇妙な事件の真相を追う。

主な登場人物

マーティン・ヒューイット

私立探偵。鋭い観察力と論理的な推理で、不可解な「遺体消失」の謎を追う。

ブレット

本作の語り手。ヒューイットの友人。ただし事件が起きた1878年当時は、まだヒューイットとは知り合っていなかった。

ラモー

ロンドンの集合住宅に暮らす黒人男性。裕福だが、酒に酔って騒いだり、人をからかったりすることが多く、周囲とたびたび問題を起こしている。

ヴィクトル・グージョン

フランス人の元時計職人。右手を負傷して時計職人を続けられなくなり、石炭運びや窓拭き、薪割りなどで生計を立てている。ラモーとは以前から激しく対立していた。

ネッティングス警部

事件を担当する警察官。現場の状況からグージョンを有力な容疑者と考える。

スタイルズ

事件が起きた建物の家主。ラモーの素行に以前から頭を悩ませていた。

作品情報

原題The Affair of the Tortoise
作者Arthur Morrison
初出『ストランド・マガジン』1894年9月号
シリーズMartin Hewitt, Investigator
翻訳ロードック訳
視聴時間約51分

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