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あらすじ
外務省に勤めるパーシー・フェルプスは、ある重要な任務を任される。それは、イギリスの外交に関わる極秘の海軍条約文書を書き写すことだった。
ところが作業の途中、フェルプスがわずかに部屋を離れた隙に、机の上から条約文書が消えてしまう。建物から逃げ去る人物は目撃されず、警察の捜査でも文書の行方はつかめない。事件によって心身ともに追い詰められたフェルプスは、旧友ワトソンを通じてホームズに助けを求める。
国家の命運にも関わりかねない極秘文書は、いったいどこへ消えたのか――。
主な登場人物
- シャーロック・ホームズ
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卓越した観察力と推理力を持つ私立諮問探偵。盗まれた極秘の海軍条約文書を取り戻すため、事件の調査に乗り出す。
- ジョン・H・ワトソン
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ホームズの友人であり、本作の語り手。旧友パーシー・フェルプスから助けを求める手紙を受け取り、ホームズとともに彼のもとを訪れる。
- パーシー・フェルプス
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外務省に勤めるワトソンの旧友。極秘の海軍条約文書を書き写す任務を任されるが、わずかに部屋を離れた間に文書を盗まれてしまう。事件の衝撃から長く病床に伏している。
- アニー・ハリソン
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パーシーの婚約者。事件後、心身ともに弱ったパーシーに付き添い、献身的に看病している。
- ジョゼフ・ハリソン
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アニーの兄。パーシーの友人でもあり、事件当日は彼と一緒に帰宅する予定だった。現在は妹とともにパーシーの滞在先にいる。
- ホールドハースト卿
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パーシーの伯父で、イギリスの外務大臣。パーシーを信頼し、極秘の海軍条約文書を書き写す重要な任務を任せる。
- フォーブズ警部
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スコットランド・ヤードの警部。条約文書の盗難事件を担当し、文書の行方を追って捜査を進める。
作品情報
| 原題 | The Adventure of the Naval Treaty |
| 作者 | Arthur Conan Doyle |
| 初出 | 1893年 |
| シリーズ | 『シャーロック・ホームズの回想』第11作 |
| 翻訳 | ロードック訳 |
| 視聴時間 | 約48分 |
